スーパーでよく見かける銘柄の1つ『フォアローゼス』
- 爽やかで甘いウイスキーが飲みたい
- コスパのいいバーボン探してます
- 薔薇のラベルがきれいで気になるな
という方はぜひ読んでいってください!
公式テイスティングノートは
香り:フルーツ、フローラル、やわらかなスパイスと蜂蜜の香り。
味わい:すっきりと柔らかでなめらかな味わい、フレッシュフルーツ、ほのかな洋梨とアップルの味わい。
フィニッシュ:柔らかく心地の良い長さの余韻。
キリン公式サイトから引用
となっています。それでは実際に飲んでみましょう!
ストレート
香りは花のような香りとバニラ香がいいバランスです。口に含むとアルコールの刺激が少しピリッとしますが穀物系の甘さが舌の上に広がります。そして鼻を抜ける花の香りが心地いいです。
ハイボール
バニラ香よりも花の甘い香りが勝つ印象です。甘さ控えめの上品な味わい。若干薬品系の風味もします。
炭酸と合わさり爽やかさも増しますのでさっぱりしたいときにいいかもしれません。
お湯割り
お湯割り!?という声が聴こえてきそうですが…
そうです!お湯割りです!!騙されたと思って試してみてほしいです。
作り方は簡単。グラスにお湯を注いだ後にウイスキーを入れるだけです。私のおすすめはお湯とウイスキーが4:1。お湯は沸かしたてのものではなく少し冷めて飲み頃の温度がいいです。
温度が高くなることによって穀物系の甘味も強く感じられます。お好みで砂糖を入れても美味しいです。冬の寒い日に身体を温めるのにちょうどいいです。
この価格帯のウイスキーはこうやってラフに飲んでも罪悪感なく楽しめますね。
ウイスキー小話
フォアローゼスには4輪の薔薇にまつわるロマンチックなエピソードがあります。
男は舞踏会で絶世の美女に会いました。一目で恋に落ち、迷わずプロポーズしました。しかし彼女からの返事は、次の舞踏会まで待ってほしい、プロポーズを受けるときは薔薇のコサージュをつけてくるというものでした。
そして約束の舞踏会の夜。
彼女は4輪の真紅の薔薇を胸に、彼の前に現れたのでした。
その男こそがフォアローゼスの生みの親で、現在もラベルには真紅の薔薇が描かれています。2人を結んだ愛の象徴として。。。
ロマンチックですねぇ~
こういうウイスキーにまつわるエピソードや歴史が分かるとそれだけでそのウイスキーの味わいが深くなる気がします。
私はこのエピソードを知ってからというもの薔薇の香りをこのウイスキーから感じます。
この価格帯で上品な香り、甘味を感じることができるウイスキーで非常におすすめです。飲み方のアレンジもききますので自分にあった飲み方を探すのもまた楽しいはずです。
お休み前の一杯にどうぞ!