ウイスキーを知っている人であれば誰もが角瓶を飲んだことのあるはずです。角ハイボールといったほうがしっくりくる方が多いでしょうか?
今回はそんな角瓶と比べてジャックダニエルがどんなウイスキーなのか、ハイボール・ストレート・ロックの3種類の飲み方で紹介していきます。
ジャックダニエルはアメリカのテネシーウイスキーです。バーボンとは呼びません。
- ジャックダニエルって知ってはいるけどどんな味なの?
- 世界一売れているアメリカンウイスキーに興味がある!
- なぜバーボンと呼ばないの?
そんな方は読んでいってください!
ハイボールにすることで爽やかな甘さと爽快感。やっぱり角瓶はハイボール一択である。
ストレートはアルコール感が強い。麦の甘味を感じる。
ロックにすると麦っぽい甘味が前に出てくる。
上記と比べてジャックダニエルを一言でいうと・・・
カラメルのような甘さを堪能できるウイスキーです!
それぞれの説明していきます。
ハイボール
多少濃いめに作ってもきつくなく飲めます。調子に乗って濃く作り続けていると後で痛い目みますね(笑)
優しい甘さが心地いいです。
ストレート
カラメルのような甘さと炒った豆のような香ばしさを感じます。舌に少しピリッときますが、アルコール感はきつくなく飲みやすいです。
ロック
ストレートよりカラメル的な甘さは引いて穀物的な甘さが前に出てくる感じがします。
甘い香りは氷が解け進んでも健在です。
時間をかけてゆっくりと、そんな飲み方がピッタリの1杯です。
まとめ
角瓶と比べてジャックダニエルは甘さの種類が大きく違います。
その理由の一つが熟成に使う樽です。
樽の内側をわざと焦がしてから使うことにより、バニラやカラメルのような力強く香ばしい香りを生み出しています。
このキャラメルのような甘味が好みだという方はぜひ他のアメリカンウイスキーも試してみてください!
同じ価格帯でも非常に多くの種類があるので、あなたの理想のボトルが見つかるかもしれません。
また、テネシーウイスキーって何だろう?と思い調べてみました。
製法はバーボンと同じですが、それに追加で
- 生産地がテネシー州でなければいけない
- チャコール・メローイングを行わなければいけない
という2つの要素が足されて初めてテネシーウイスキーを名乗ることができるようです。
チャコール・メローイングとは?
これはサトウカエデの木炭でウイスキーをろ過する伝統製法です。
まず固いサトウカエデをリック(薪の山)になるように積み、一気に燃やして木炭を作ります。この木炭を約3mもの高さに積み重ねた巨大な濾過槽で、蒸溜したウイスキーを一滴一滴ろ過します。こうすることで、ジャック ダニエル独自のなめらかな味わいが生まれるのです。
特集 ジャック ダニエル、アーリータイムズ
こんな手間のかかりそうなことをやっているんですね!驚きです!!
それは「バーボン」とはまた違う括りにしたいという職人の気持ちも分かるような気がしますね。
それでは今夜も素敵な1杯を!