今回は人気ブルワリーであるブリュードッグから、2種類のビールを飲み比べてみます!
※それぞれのビールを美味しく味わって比べるという観点でそれぞれにあったグラスで飲んでいます。
パンクIPA
ブリュードッグといえばの看板商品である『パンクIPA』
まずは基本情報の紹介を
- アルコール度数:5.6%
- IBU(国際苦味単位):40
- タイプ:IPA(インディアペールエール)
それではグラスに注ぎます。
見てください!この美しい色を!!
飲む前からワクワクしてきました!
グラスを近づけるとフレッシュなグレープフルーツ香がします。飲んでみると口にまず広がるのはモルトのフルーティーな甘味。その後にホップの苦味がガツンと広がります。
鼻を抜けるのはフルーティーさで飲んだ後の吐く息まで心地よいです。
この価格帯のIPAといえばホップ感が強い印象がありますが、このパンクIPAはホップ感はもちろんですが、モルトのフルーティーさを味わうことができます。
ブリュードッグ ペールエール
続いては『ブリュードッグ ペールエール』
商品名に初めてブルワリー名を冠した渾身のペールエールとのこと。
- アルコール度数:4.2%
- IBU(国際苦味単位):60
- タイプ:ペールエール
グラスに注いだ姿がこちら。
パンクIPAもそうでしたがきれいな淡い琥珀(こはく)色ですね!
見た目にあまり違いは見られませんが、立ち昇る香りが全然違いますね。ペールエールの方はモルトの甘い香りがします。
飲んでみるとホップ感がこちらの方が強いですね。いい苦味で、のど越しよく飲める舌ざわりです。後味スッキリで全体的に軽い飲み口です。
まとめ
ズバリいうと
- ビール単体をゆっくりと味わいたい人には『パンクIPA』
- 食事に合わせてスッキリと飲みたい人には『ブリュードッグ ペールエール』
- 私がクラフトビール初心者に自信を持って薦めるなら『パンクIPA』
という評価になります。
どちらも美味しかったのですが、やはり頭一つ出ている印象なのは『パンクIPA』ですね!
初心者に薦めたい理由としては、普段飲んでいるであろうビールとの違いの大きさですね。このフレッシュな香りやフルーティーな甘味を是非とも感じてもらい、こういうビールもあるんだ!と世界を広げてもらえたら嬉しいです。
ペールエールの方もホップ感を味わえる美味しいビールです。特に夏場にスッキリと飲むのが、個人的には美味しいと思います!
実は以前飲んだ時は、何を血迷ったのか1000円台のビールの後に飲みました。当然そこと比べられるといくらパンクなブリュードッグさんでも勝ち目はなかったようで、いままであまり美味しいという印象がありませんでした。
ですが今回久々に飲んでみて、その圧倒的なコストパフォーマンスの良さに驚いています。なんともったいない勘違いをしていたのでしょうか!
最近取り扱っている酒屋さんも増えたように感じます。見つけたらぜひ手に取ってみてください。
それでは、お休み前のよい1杯を!